ノア

ヴォクシーの兄弟車として2002年に同時に発売され、同じくトヨタの定番のミニバンとしての地位を確立しているのがノア。ヴォクシーの方が販売は好調だが、その個性的なルックスが好みでないユーザーには定番ならではの安心感が受けてノアが選ばれることも多い。

 ミニバンとして求められる能力が高く、それに対して車両価格が手ごろであり、オーソドックスなデザイン・性能を特徴とするという点もヴォクシーと同じで、飽きずに長く乗ることができるといえるだろう。強い個性はない代わりにすべての能力を巧みにバランスさせ、運転がしやすく、乗り心地も良い。室内が広いから居住性や実用性にも優れており、燃費性能も走行性能も不満がないレベルだ。ファミリーカーとして申し分のない性能を持っている。乗車定員が5人乗り、7人乗り、8人乗りと3種類用意されている。5人乗り仕様は他社ライバル車にはない特徴である。それぞれに長所が明確で使用目的に応じて選ぶことができる。

 1、2列目のシートの居住性は広さも手伝って快適。2列目のシートは回転させて対面状態になったり、乳幼児の世話ができるような機能がそなわったりと多彩なシートアレンジを可能にする。また、3列目のシートは荷室のレバーを引いて簡単に片手で跳ね上げることができ、女性にも扱いやすい。3列目が簡単に畳めるので4名で乗車して、多量の荷物を積むという使い方もできる。
 現行モデルは2007年にフルモデルチェンジされた2代目R70G/W/R型である。